インターンシップに参加して
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墨田区特別養護老人ホームなりひらホームにて、インターンシップが9月9日より5日間に亘り、開催されました。
以前、「インターンシップ プロジェクトの一環で取材を受けました。」でご紹介しました、株式会社学情様が主催する【インターンシップ プロジェクト】の一環で、都内在住または在学の福祉を学んでいない大学生・短期大学生・専門学校生対象の福祉の職場体験型インターンシップです。今回、ご参加頂いた2名の学生の方に広報の仕事を体験していただくプログラムの一環で、ブログを書いていただきました。
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私は、日本大学の四年生、粱(リョウ)と申します。
インターンシップに参加したことを感謝しています。
5日間という期間の中で多様な仕事のやり方を勉強しました。まず、福祉は多業種に関連することに一番驚きました。
参加して行くうちに専門知識やコミュニケーションスキルなどを高めたという考えも生まれました。
今日チームケア学会に参加するチャンスがあり、摂食嚥下に関する考えや予防などの知識を学びました。
一番気づいたことは、長く生きるために食べる楽しみを維持し、さまざまな専門的な考えとすり合わせながら協力することの大切さです。今回のインターンシップは、将来のキャリアを考える上で大変貴重な経験となりました。
(日本大学 粱)
私は、国士舘大学院 政治学修士2年生、李です。
日本に来る前に、高齢化のことはあまり気がつきませんでした。
2015年来日して、一番びっくりしたのは、60代、70代以上の高齢者がまだ働いていることです。だから、自分自身が興味を持って調べました。
大学院での研究テーマも高齢化に関するものになっています。
日本は高齢化先進国だと言えるでしょう。これまでの技術、サービス、制度、事業者のノウハウは中国介護市場の鏡になれると思います。ただ本を読む、資料を集めることで、介護について十分理解できないと思ったため、是非現場に行って体験したい気持ちをずっと持っており、今回はちょうどその機会があって、インターンシップに参加できました。
最初の2日間は特養とデイサービス現場に入って、本当に感動しました。最初自分のイメージの中で、介護施設は家族に迷惑かけないように高齢者のみなさんを集めるところだと思っていました。
現場に入って、その雰囲気を感じることで、イメージが180度変わりました。利用者の方々の気持ちと需要を職員さんはよく考えています。話をしたり、遊ぶようなリハビリをしたり、好きなように活動されていました。
食事も画一的なものを提供するわけではない、ご利用者様の健康状態と嚥下機能によって、それぞれ提供されています。よくご利用者様の立場で考えられており、利用者様に対していつも親切、笑顔で対応しています。
今日はチームケア学会に参加してました。「人生100年を生きるためのリテラシー」〜食を通じて考える〜というテーマです。
全く以前に触れたことない分野でしたが、今日の発表を聞いて、やはり口腔ケア、嚥下リハビリも大事なことだと思いました。今回インターンシップに参加することができていて、幸運だと感じています。
(国士舘大学院 政治学修士 李)