【法人本部】ISO内部監査員養成研修が行われました。
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7月8・9日の二日間に渡り、社会福祉法人カメリア会 法人本部にて、ISO内部監査員養成研修が行われました。
今回の研修に関しては、カメリア会だけではなく、同じ湖山医療福祉グループに属する医療法人社団 湖聖会(東京)、社会福祉法人 白山福祉会も研修に参加されました。
介護職、生活相談員、看護職、作業療法士、管理栄養士、管理課、本部人事担当など様々な職種の職員、合わせて20名の研修参加者が集まり、グループワークも含め交流を深めました。
まず、冒頭にあった「ISO」はみなさんご存知でしょうか。
ISOとはスイスにある民間機関の名前で、ISOが定めている規格のことをISO規格と呼びます。ISO規格とは、国際的に標準となるように規格を統一・標準化させて消費者を困らせないようにしています。
例えば、クレジットカードは、国によってサイズがバラバラだと海外旅行などに行ったときに戸惑ってしまいます。ISOはトラブルなく国際的な取引をするために重要な役割を果たしているのです。
我々が取得を目指すISO9001とは、【品質マネジメントシステム】を指し、ケアやサービスの質の方針と目標を決めて、その目標を達成するためのシステムです。
そして、品質マネジメントシステムは満足向上や、質の保証を目的としており、湖山医療福祉グループで掲げる【こやまケア】においても、顧客満足と、質の確保を目的としています。
現在、湖山医療福祉グループの従業員数は約12,000人となり、一人ひとりが、理念やケアの質を水平展開するために必要不可欠なのがISO9001であり、こやまケアなのです。
今回の研修では、ISO9001、湖山医療福祉グループ 事業運営マニュアルに基づき、更なる改善の為に問題・課題(監査所見)を掲示する内部監査員を目指し、施設・事業所で実際に行われる監査に参加するために開催されました。
基礎的な知識はもちろんの事、内部監査員チェックシートの作成や、監査所見の記述など、実践的なグループワークを行い、監査についての意義や方法などを理解することが出来ました。
研修の最終日には、修了試験が行われ、改めてISO内部監査員についての重要なポイントを振り返りました。
今後は受講した参加者の皆さんが、「ISO内部監査員」の視点で自施設や、他施設と関わり、監査に参加する事でより良いケア、質の向上につながることを期待しています!
(社会福祉法人カメリア会 広報担当)