VR認知症体験会と人生すごろく体験を実施いたしました。
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皆様、こんにちは。
社会福祉法人カメリア会 広報担当です。
4月14日(木)に新入職員研修の一環として、VR認知症体験会と人生すごろく体験を実施いたしました。
VR体験会は株式会社シルバーウッド様にご協力いただき、VR(バーチャルリアリティ)の技術を活用し、認知症の中核症状を体験致しました。
当日は、30名の新入職員が、特別養護老人ホームカメリア、特別養護老人ホームカメリア桜ヶ丘、特別養護老人ホームカメリア藤沢SST、渋谷区つばめの里・本町東の4会場からオンラインで参加いたしました。
こちらはカメリア桜ヶ丘会場の様子です。
朝は、施設全体で行っている朝礼への参加から開始です。
新入職員の皆様も、声を合わせてこやまケア行動指針と職員行動指針を読み上げました。
いよいよVR認知症体験会が開始いたしました。
まず初めに、認知症に対してどのようなイメージを持っているのか考え、意見交換を行いました。
VRの体験では、認知症の中核症状である、視空間失認、レビー小体型認知症の幻視、見当識障害を当事者視点で体感致しました。
体験の後は、どのように感じたのか、どのように接してほしかったのかをグループで話し合いました。
認知症の方から見えている世界を自身で体験したことで、認知症の方と接する際にどのような点に気を付けなければならないのかイメージできたと思います。
午後の時間は、『人生すごろく 金の糸』を用いて、自己理解を深める研修を行いました。
講師は、日本キャリア開発協会でCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)の資格を取得した、カメリア会の職員が務めました。
すごろくを進めながら、小学生から大学生までのマスに書かれているお題を各自で発表したり、振り返りシートを記入して、自分にとって大切な価値のあるものを探していきます。
グループ内でフィードバックも行い、自己理解を深めていきます。
そして『金の糸』と呼ばれる、自分らしさを見つけ出すゲームになっております。
「小学生の頃に好きだった給食」や「中学生の頃になりたかった職業」など、普段の生活では話さないようなお題が多くあり、参加した皆様からは懐かしいという言葉も飛び交っておりました。
すごとくをやってみて、『自分の人生の振り返りだけではなく、周りの同期がどんな人物なのかを知ることが出来た。』という意見も多く伺えました。
今後も、日々成長する新入職員の様子をご紹介致します。
(社会福祉法人カメリア会 広報担当)