介護コラム第4弾 「介護業界は変化している!?」
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突然ですが、ご存知でしょうか。介護で働く人への賃金を応援する政策として「処遇改善加算」というものがあります。
これは、お給料の補助になりますが、一定の基準があります。
働いているスタッフの育成計画などをしっかり行えている施設が対象となっています。
つまり教育制度や給与規定が整備されているかを判断できるものでもあります。
今後、この処遇改善加算にはキャリアパス要件Ⅲを満たした事業所に「新加算」が追加されることも決まっています。
また特別養護老人ホームの運営は限られた事業者にしか行うことができません。
それを第1種社会福祉事業と言います。
この事業は行政など限られた法人のみに許された仕事です。
つまり、国の社会事業として位置付けられたものです。
だからこそ特別養護老人ホームには使命と誇りを持って活躍している多くのスタッフがいます。
スタッフの中には医師、NS、PT、OTと様々な専門家が在籍していて、初めて仕事に就く場合でもプロの応援をもらいながら成長していける仕事でもあります。
法人やグループでは学会が開催され、日々より良いケアの研究や事例検討など質の向上にも努めています。
さらには働きながら国家資格の取得を支援してくれる企業や法人も増えてきており、働き続けることができる職場づくりは積極的に進められています。
業界としても、介護の先進国である日本の「介護」を世界へ輸出しようとする政府や企業の動きもあります。
こうして福祉業界は少しずつですが、改革され、より人々が働きやすく、人々が利用しやすい場所になっている最中にあると言えるでしょう。