第3回チームケア学会に参加しました。
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9月11日、12日に明治大学 駿河台キャンパスにて今年で第3回目となる
【チームケア学会】が執り行われましたので、参加致しました。
チームケア学会の目的は≪保険・医療・福祉に関わるあらゆる職種の学習、研究活動を
支援し、学識経験者並びに、各関連機関との情報交換、交流、連携を通じて、医療・
ケアの向上に寄与すること≫を定義されています。
今回は3回目の開催となりますが、全国に点在する湖山医療福祉グループから
選抜された研究内容が各法人から68事例が発表され、約450名が参加しました。
カメリア会からは、先日行われた選考会より、特別養護老人ホームカメリアから1事例、
カメリア藤沢SSTから1事例、サンハイム荒川から2事例が発表されました。
カメリア藤沢SST「選ばれる施設を目指して」
サンハイム荒川「受け入れ困難ケースへのチャレンジ〜チームA様始動まで〜」
特別養護老人ホームカメリア「小さな一歩から大きな一歩へ〜集団音楽療法とともに
変化した日常生活《第二報》〜」
サンハイム荒川「ネットワーキングを活用した個別対応の実践〜A様のくらし、支援チーム!〜」
この他にも、64事例が発表されたので、プログラムの中から
興味のある演題を選択し、見聞を深めることができました。
2日目は、板橋区役所前診療所の島田 潔院長より基調講演が行われ、
【あなたはどんな最期を迎えたいですか】というテーマに、約350名が参加しました。
自宅で最期を過ごしたい、過ごした施設で最期を迎えたい、
お一人おひとりでご自身の考えがあるかと思います。
死生観については、今までその方自身が生きてきた人生や
価値観、人間関係、宗教など様々なことから形成されます。
人生の最期を考えるということは、あまりないかもしれませんがご講演の中で、
「どんなに医療が進歩しても、必ず人間は死ぬ」と島田院長がおっしゃっていました。
今、世の中ではエンディングノートや、関連書籍も販売されていますが、
人生そのものも表す”最期”について学び、考えることができました。
基調講演に続き、討論会では、東北代表、首都代表、中部代表、関西代表の
パネリスト4名が選出され、島田院長を座長に、執り行われました。
1日目の学会終了後に行われました懇親会 兼 情報交換会では、
湖山医療福祉グループの湖山代表のあいさつの中に、
『湖山グループが社会に貢献できたことをあげるならば、社会との接点である
「チームケア学会」であり、今後はアジア全体で尊敬される学会になりたい』
という言葉がありました。
今後も社会に貢献するという意味でも、チームケア学会がよりよい学びの場として浸透し、
日々のケアに活かせるよう尽力して参ります。
(社会福祉法人カメリア会 広報担当)