「映画館はコミュニティ。」 アミューあつぎ 映画.comシネマ
- その他
- グループ関連
5月17日(水)、「株式会社シーズオブウィッシュ」代表取締役社長であり、「アミューあつぎ 映画.comシネマ」 館主の青山大蔵さんと、「アミューあつぎ 映画.comシネマ」 支配人の林田義行さんが意見交換のため、特別養護老人ホームカメリア(東京都江東区)を訪れました。
「アミューあつぎ 映画.comシネマ」は、高齢者が日々集う場所として、厚木市の「高齢者保養施設」に認定されている映画館です。
65歳以上の人は、厚木市が発行しているシルバーチケットを提示すると3860円の年会費を払うだけで、一本500円で映画を見ることができます。
高齢者保養施設として指定されているため、行政から助成金を得て運営しており、さらに映画.comシネマは二番館(※新しい映画を封切り館に次いで上映する映画館)であることから、さまざまな人に観ていただくことが可能になったそうです。
これまでの福祉とは違う、新しい福祉のカタチなのではないでしょうか。
青山さんは「これからの映画館は、映画ではなく、関わる人が中心になるのでは」と話されました。
厚木市の周りには大型の映画館があり、小さな映画館の運営はとても難しいそうです。
映画館は作品で勝負をするところがありますが、映画.comシネマの強みは作品ではなく人であり、映画館を福祉施設にするというコンセプトだそうです。
福祉施設として運営する映画.comシネマには、多くの高齢者が訪れるといいます。
それも、午前中に賑わうそうで、普通の映画館ではあまり見られない光景です。
青山さんは「地域のコミュニティづくりを担う映画館を、もっと広めたい」と語っています。
そんな青山さんは、福祉施設を見学するのは初めてとのことです。
私たちカメリア会が運営する特別養護老人ホームカメリアを見学し、「高齢者施設のイメージが大きく変わりました。」と感じていただけました。
カメリア会も「アミューあつぎ 映画.comシネマ」のように、地域のコミュニティとしての役割を担う施設づくりを目指します。
(社会福祉法人カメリア会 広報担当)